春のお題:お花見!

午前中に掃除洗濯を済ませて散歩にでかけた。ひさしぶり。 鞍馬口駅で下りて路地を東に行き、出雲路橋のあたりはゆきやなぎが満開を迎えていた。その向こうにソメイヨシノ。鴨川の開けた景色はいつながめても贅沢に映る。 鴨を見ながらVermeerでテイクアウト…

寄り道したい

疲れてくると旅や寄り道をしたくなります。はやくー。 人の話をよく聞いて人の表情をよく見ているなあと感じることがあった。 ただ聞いている、見ているというのではなく、そこからいろいろな情報を拾える人。なのに自分が拾ったり感じた情報が正しいかどう…

3/16(土)大坊珈琲店

10:00am, 狭い階段をのぼると踊り場に山野草が飾られている。小さく古いドアの横に「たばこは控えめに」の張り紙。ドアを引くとKeith Jarrett のピアノが流れていた。 Elephant Factory Coffeeとはちがう作法でひとカップずつ淹れてくれる。 棚からカップを…

かえるを衝動買いした

立ち寄った店先でこいつと目が合い(合ったような気がした)5秒後にはレジに並んでいた。普段こういうことめったにしないんだけどな。 恥ずかしがり屋ぽい。かわいいでしょう。 かえるうちは部屋にあまり色がなくて花を飾って彩りを足すものの(白壁に生成り…

機嫌よく

倦怠感とくしゃみが止まない。ここ数年 発熱を伴って花粉症状がやってくる。 おかげでこの週末は本と漫画を携え ふて寝をして過ごした。はぁくしゃみ疲れだ。いつも機嫌よくいたいなぁと思うのですが生きているとなかなかそうもいかない。機嫌よく前を向いて…

2/16 @北野天満宮

満開を待たず梅を見に北野天満宮にでかけました。つぼみまじりにちらほらと咲く梅の花が好き。鈴みたいでかわいい。季節の花を身近に感じて暮らせる京都は贅沢な街です。極寒だった。どれぐらい寒かったかと言いますと(山陰本線 円町駅で下車し)西大路丸太…

一人の無為な時間

今日は外を見ず閉じこもって無為な時間を過ごした。しあわせだ。 一人じゃなくてもよさそうだけど、自分以外の誰かに こんなふうに何の為にもならない時間や自分につきあってもらうのは嫌なんじゃないか悪いんじゃないかと申し訳なくいたたまれない気持ちに…

10曲

音楽を軸に幼少期から辿ってみるよ。人生を変えたとか関係なしに、直感的に思いついた曲を10あげるので あとからちがった!となりそう。 1. Tchaikovsky (Пётр Ильич Чайковский/読めん): Violin Concerto https://www.youtube.com/watch?v=GAkw_Wi4yIo 就…

寒椿

先日医大病院内で撮った寒椿。父が緊急で手術/入院をして3週間になる。お父さんが2日前に足の痺れを訴えて今朝起きたら力が入らず立てないの、歩けない。母からそう連絡を受けた日は心配した。脳の疾患を危惧したが幸い(と言っていいのかわからないが)脊髄…

曖昧なものを曖昧なまま記憶できるとよいのに

年が明けて1月も後半にさしかかるのね。時が過ぎる速度マッハだ。普段すっかり忘れている何年も前の記憶やらが不意に鮮明に蘇ることがあります。突然なんの前触れもなくやってくるあれはなんなのかな。紅茶を飲みながら 音楽を聴きながら 歩きながら 香りと…

よいお年を

例に倣って今年を振り返ろうと思ってみたけれどうまく思考がまとまらないのでやめにしました。秋以降、会社の最寄り駅から京都駅までほぼ毎日歩きました。ひとりだったり気の合う人と散歩や寄り道もよくした。たいてい歩いていた気がする。 夏に北欧を旅でき…

手書きは楽しい

この万年筆を持ち始めて2年が経ちました。手書き(手描き)楽しい。インクはPILOT色雫シリーズ「月夜」です。美しい色味と濃淡の出方がお気に入り。 http://tomomii.hatenablog.com/entry/2012/06/17/230347 紫色のインクがほしいなと思い続けて半年、先日「…

「友情は季節に咲く花」なのかい?

12/5付 おとなの小論文教室。 友は恋よりうつろいやすく せつなくて味わいがありました。読み終えてしばらく気持ちのやり場に困ってしまいました。自分もひとたび咲くと長い。わたしは「なんでも話さなくても しょっちゅう会っていなくてもだいじょうぶ」と…

目が覚めてカーテンの隙間から見える青空がきれい

きれいに晴れました。やわらかな日射しがまぶしい。 先日 本田ゆうすけさんの個展を見にでかけた。ちょうどご本人がいらして、微かな空気の流れで揺れるモビールを見ながら少しお話をすることができた。 こうやって静かに動いているだけなのに時間を忘れてつ…

紅葉

生きている?と時々たずねたくなる。 春は桜 秋はもみじの色というふうに季節ごとの彩りは変化に満ちて美しい。一方、足元にはずっと変わらずそこにある緑の完成された景色があって、雨やどりをしながらしばらく見惚れた。 苔の緑は深く静かで優しを感じる。…

嵐山を散歩

JR山陰線 嵯峨嵐山駅で下車をしてひととき散歩をした。紅葉を期待してカメラを携えたものの人集りが激しく落ちついてファインダをのぞくどころではありませんでした。年末にかけて賑わいはやみそうにないな。渡月橋に着くころ小雨が降り出した。川沿いに並ぶ…

洗練された味とは

東京から戻る車中で京都の中華料理店を紹介する本を読んだ。ある料理人を表現した一節が響いたので書き留めておく。 静かな味、というものがある。 口数少なく、こつこつと、とことんやって、すっと引く。何食わぬ顔をして「ぱっ」と置く。 「洗練された味と…

まばたきして時計を見たら1時間経っていた

今すぐどうという話ではないし縁起でもないことを言うわけじゃなく、でもみんなといつかお別れする会えなくなるということを意識していこうと思うようになっています。 当たり前すぎてばかかというお話ですが、つい忘れてしまうので、ちゃんと覚悟してこの時…

夕べ寝落ちをして公開し損ねた週末のつれづれ

相変わらずタイトルを決めるのに苦労します。100円がかわいすぎて困りました。 街路樹の葉がはらはらと落ちはじめた。 半年間ヘヴィローテーションした部屋着は少し色が落ちて文字がかすれてのびたけどやわらかく体になじんでいる。半袖1枚ではもう寒い。 毎…

休日

例えば家で一人でいて何もすることがないとしても 退屈だなとか暇だとか何かしなければという感情が一切湧いてこないのはなんでだろう。若いときからそうです。何もすることがなくても何かをしていた気がするし、なーんにもしていない気もする。 安寧とした…

「花はときどき雄弁で困る」

ローカル電車を乗り継いで出掛けた信楽で 季節はずれに咲く睡蓮を見つけた。 花の時期はとうに過ぎたから、水盤は陶器店を脇に入った奥の方に置かれていて、その隅で葉っぱに隠れるようにしてひとつ咲いていた。とはいえ初秋にこんな真っ白でいたら目立つ。…

夕暮れがはやくなったねえ

近ごろ18:00を過ぎると一気に辺りが暗くなります。季節の移ろいを感じる。夜がさらに気持ちいい。「朝夕がすこし秋めいてきたねえ」 「雨上がりは夕焼けがきれいだ」 「御池通りの夜はすごくいい」 「いいお天気ですね」で?と言われそうなものごとがしみじ…

ピンボケ写真もわりと好き

ドラえもんがのび太くんに伝えることばで「そうやって待っているのも 楽しみのひとつじゃないか」というのがあります。Twitterを眺めていたら流れてきました。へー。わからないことはタイピングすればヒントや解が難なく得られるし、だいたいのものは買おう…

夜の散歩はたのしい

フレンチトースト&お茶をした帰り、一駅先までのつもりだったのに寄り道を含めて京都駅までぶらぶら歩いた。京都の夜は暖色系の灯りが多くてとてもいい。視力が弱いこともあって夜は視覚情報がぐんと減る。だいたいの輪郭はぼやけて見える。もののかたちはク…

リトルミイ(種族:ミムラ族)

先日訪れたFinlandのiittalaで一目惚れをしたマグカップ。学生時代から折に触れてムーミン童話全集を読み返し、アイコンに使うレベルでリトルミイが好き。 物語を通して登場する スナフキンの生き方や考え方はとても好みです。 彼女には「悲しむ」という感情…

眠気の昼下がり

窓辺に寝転んで雲が流れるのをみてる。夕べは久しぶりに美味しい日本酒と梅酒とカクテルを飲みました。周りをみわたして気の利いたやさしい人を定義してみると こちらの思考や行動や感情を予測して、ほんの少し先の未来にあわせて待っていてくれたり対応して…

8/16, 17 Stockholm→Helsinki(経由)→Paris

Charles de Gaulle空港で間に合うところまでアップします。もうまもなく帰路に向かいます。 カメラのSDカードとiPhoneの充電が切れてしまってパリの写真が撮れなかったことがとても心残り。北欧の楚々とした華やかさとは違い、なんというかフランスの華は原…

8/14, 15 Oslo→Copenhagen→Stockholm

夜の便でCopenhagen→Stockholm着した。ひぃ。 ほんとうはCopenhagenから電車で移動したかったのですが切符の取り方がわからない&列車の本数が少ないようで断念。 またデンマークの通貨(デンマーク クローネ)に換金するのをすっかり忘れており、小さな雑貨…

8/13, 森とフィヨルドを辿りFlam

今日はくたびれた。 時差ぼけと旅による無意識の緊張と連日の大移動で少々疲労が嵩んでいるかもしれません。 BergenからVossに移動する途中で目にした景色があまりに美しく見惚れて 写真におさめることができなかった。鄙びた古小屋が遠く遠くの湿地帯にぽつ…