曖昧なものを曖昧なまま記憶できるとよいのに

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年が明けて1月も後半にさしかかるのね。時が過ぎる速度マッハだ。

普段すっかり忘れている何年も前の記憶やらが不意に鮮明に蘇ることがあります。突然なんの前触れもなくやってくるあれはなんなのかな。紅茶を飲みながら 音楽を聴きながら 歩きながら 香りと一緒に とか。そこに懐かしむ感覚はなくて、まるで昨日のことのように一緒に居た人や会話の内容、その日の天気や温度までリアルに思い出す。でもきっと脳が記憶をうまいこと編集しているはずで、自分が想起している内容は過去そのままじゃないのでしょう。

冬は嫌いではないですがこうも寒いと植物のサイクル同様にすべての活動が鈍ってしまう。本とふとんの虫になってしまいそう。
今年もよろしくお願いいたします。