夜の散歩はたのしい

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フレンチトースト&お茶をした帰り、一駅先までのつもりだったのに寄り道を含めて京都駅までぶらぶら歩いた。京都の夜は暖色系の灯りが多くてとてもいい。

視力が弱いこともあって夜は視覚情報がぐんと減る。だいたいの輪郭はぼやけて見える。もののかたちはクリアに見えないけれど においや音・風や光への気付きが増すようにおもう。そうか昼間は目に見えるものやその様子に頼りすぎ左右されて過ごしているかもしれないな。
ひとりでお気に入りの音楽を聴きながらもいいし気の合う人と一緒もたのしい。このままずっと歩いていけそうな気分になる。最近は虫の声が聴こえる。
今日!は!金曜日!なので夜がくるのがことさら待ち遠しい。

そういえば以前 夜が大好きだと書いたのを思いだした。
http://tomomii.hatenablog.com/entry/%E2%96%A0
似たような内容を書いています…2ヵ月前か。10月頃にまたすっかり忘れて夜が好きすぎるといった内容をポストしそう。

「昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか」

これは村上春樹著「風の歌を聴け」の登場人物 ハートフィールドの墓碑に記されたNietzscheの言葉でした。 ‘Also sprach Zarathustra’にあるフレーズのようですね。
ツァラトゥストラは未読なのでどの箇所の引用か知らない。