使う愉しみがあるもの
予定のない雨の休日はのんびりと家で過ごすのが楽しい。
ぼうっと時間を過ごしていたら日常使いしているものに目が向いたので、長く一緒に暮らしたい、使い心地や着心地がいい、持っていてしあわせだと思えるものをつらつらとあげるよ。
お茶
お茶全般が好き。帰宅後の一服や週末によく飲むお茶は下にあげたものです。珈琲も大好きですが、京都にはおいしい珈琲を淹れてくれるお店が多くあるため家ではあまり飲みません。
- 加賀棒茶
- すっきりと香ばしいほうじ茶でほんとうにおいしい。祖母の家で出してもらって知り、以降は常備しています。暑くなる季節は毎日沸かして冷茶としてのみます。洋菓子にも和菓子にも合う。Amazonで購入できるのもよい
- Fortnum&Maison のEarl Grey とChai
- Chaiは秋〜冬の週末夜のお楽しみでした。茶葉を牛乳にいれて沸騰するまで煮出すと手軽にお店の味がいただけます。Earl Grey はティーパック買いをしている。上品な香りがお気に入り
お米
- 夢ごこち
- もちもちした食感が好みでリピートしています。別の銘柄を試してみましたがすぐにこちらに戻ってきました。ああー炭水化物
お茶碗とお箸
毎日つかうものは特に気に入ったものであるとうれしい。
お茶碗は随分前に 草星さんで購入。経年変化でオレンジに近い色味になってきました。お箸はおはし工房さんのもの。初めて使用した時の食べ口のよさが忘れられません。いただく機会がなければ、こういう価値は知り得なかったと思いますありがとう。
先日おはし工房のお店に出向いた際に店主さんとこんな話をしました。「器はよく注目されるのに、毎日つかうお箸はそうでもない。実際に口に触れるものなのでもっと意識されていいと思うんですよね」「一度この心地を知るとやめられませんね」。
持ち歩くことがあるのでお箸箱を注文中。出来上がりを待つ時間も楽しみ。カトラリーならCutipolの口当たりやデザインが好みです。
はんかち
アイロンがけが好きなので綿のシャツやはんかちは格好のターゲットです。
H TOKYOのはんかちはデザインやテーマにいつもコンセプトがあって楽しい。生地に張り感があり、アイロンをかけるとシャキンとしてくれるので気持ちがよいです。何度洗濯をしてもへこたれません。
刺繍のシリーズはかわいくて見つけるとつい購入してしまいます。かれこれ5~6年は使い続けていて丈夫。
シャツ
相変わらず白シャツばかりを着ています。n100 や Arts and Science のシャツはサイズが合い着心地がよいのでお気に入り。下のトレーナーは綿に見えてリネンなのです。さらっとして着心地がよい。Tシャツをメインにものづくりをしている日本のメーカーさんのようです > SBTRACT。引き算。名前もいいでしょ。今日はこのトレーナーで過ごそう。
髪
シャンプーとリンス、ドライヤー時にKERASTASEを使う。以上。つげの櫛は静電気が立たなくて髪によい気がします。櫛は週末に椿油でメンテナンスをします。
香り
こちらのエントリ でも紹介しましたが、日常のちょっとした時に香りがあると気持ちが安らぎます。
ウッディな香りが好きで、最近はMIRKO BUFFINI - MOAが好み。The Different Companyの香りも上品でいいんですよね〜しかし取り扱うお店が少ない。
実際に木や緑の近くにさんぽに出向くのはもちろん最高。
ペン
万年筆を愛用中 > 万年筆のこと。読書中に気になった一節を書き留めるノートは12冊目に突入しました。
傘
季節の中でもっとも仲良くなれそうにない梅雨が近づきつつある。夏はもっと勘弁してほしい。秋が来るまでの3~4ヶ月は傘をはじめ、いろんなものの力を借りて乗り切らなければなりません。
- 長傘と日傘は イイダ傘店のものを愛用中
- 折りたたみ傘は Maglia Francescoの頑丈なもの
- クリーム色のベースに紺のライン、持ち手も紺です。もともとカバーが付いていないカジュアルな雰囲気と、普段着る服に馴染みそうだと思いこれに決めました
お気に入りのものをあげていたら、いつしかその作り手さんやものの歴史について考えはじめていました。雨があがりもう昼。これからも身近に置いて大切に使います。