梅雨だる
雨音を聞きながら本を片手にごろごろしています。
「梅雨だる」という言葉があるのですね。今日知りました。検索してみると、なるほど症状や対策について多くの記事があります。
そういえば少し前に頭が重い〜ということが数日続きました。眼鏡の度が合っていないのだと思っていたら徐々に頭痛がひどくなって夜に体温を測ると発熱していてびっくり。その翌日は何事もなかったかのように元気が戻り、知恵熱かーとやり過ごしたのでした。あれはきっと梅雨だるだ。
今週、東京に向かう新幹線の車中がずいぶんと寒く、降りると梅雨特有の蒸し蒸しとした雨。オフィス室内は冷房の効きがよく、半袖シャツしか持ち合わせていなかったため1日震えていました。晴れ間が見えたと思えば次の日は強い雨。はあ、めまぐるしい。加えて睡眠不足でもありました。自業自得です。疲れからか昨日はなんとなくぼうっとした気分で、夜になるとさすがに元気をなくしてしまいました。案の定 熱があった。
よくも悪くも自分の体調に鈍感で、たいてい食欲旺盛で、よほど強い症状がでないと不調に気づきません。気圧の影響も感じたことがないし。
日がな一日ごろごろとしていたのをよいことに、やらないことを決めました。自分にとって好ましくないものは省いていけばよい。やることを決めるよりやらないことを実行するほうが容易いです。
- むだな焦り
- 余計なことに気を揉んだりハラハラしたり勝負とか。自分の人生にとって無意味
- 自分の時間や大切な経験を別のなにかで不意にしない
- だって明日死ぬかもしれない。気が進まない物事や場所や、外から入ってくる疲弊する情報やマニュアル的な呪縛。効率重視なノウハウはいらない
- 人生に効率を求めない
- 自分が求めている人生に解はなく、非効率でわかりづらいものの中に向き合っていくことが隠れていそうな気がする
のんびり過ごしているとまた元気が戻ります。経験則としてそのことがわかってから、自然とでてくるものにまかせて無理になにかを思ったり試すことはしなくなりました。梅雨のせいだと思えばなんだか元気がでてきます。
いつも機嫌よくいたいなぁと思うのですが生きているとなかなかそうもいきません。機嫌よく前を向いているときはものがよく見える気がするし、なにより余計なことをぐるぐる考えずに済みます。自分が機嫌よくいたいのもそうだけど、客観的にみていて低め安定で機嫌のよさそうな人は心が安らぎます。その人だっていろいろあるはず。きっと強い人なのでしょう。悲しみのわかる機嫌のよい人になりたい。
雨はきらいじゃないんだけどなぁ。梅雨明けを待っています。