9/16 (土) Zermatt > Wengen

5日目。曇り→雨→曇り。この日のミッションは夕方までにWengenのホテルに辿りつくこと。ウェンゲン駅までの所要時間は ツェルマットから鉄道でおおよそ5時間。

8:00am 台の鉄道に乗りたいため7:00に起床してホテルで朝食。マダム3名と同テーブルになった。自分を見てボンジュール〜と挨拶をしてくれたのでフランス人と理解。発音を真似てボンジュール〜と会釈をした。Zermattはイタリアから近いためイタリア語話者が多い。そしてドイツ語、次いでフランス語か。
このマダムたちの食べぶりが気持ちよいったらなかった。 3名それぞれが、クロワッサン2つ、黒パンを2切れ、バターにハム、チーズ、卵、ソーセージやら果物類など、一人で2皿を大盛りにして楽しそうにおしゃべりをしながら完食されていてすごいなあ。もしかしたらフランスは朝食を大切に考え時間をかける食文化なのかも。海外の人々とひとときを共にして「文化の差」を感じ知る機会が何度かあった。例えばマナー。食事の仕方。食事のサーブ..etc.
比べて自分は、パン1枚&ジャムにスクランブルエッグ、ヨーグルトとカフェラテがあればもう十分で、いやいやもっとがんばらないと!> < なぜだか食に対して謎の使命感を背負っている。
部屋に戻り準備をして、ツェルマット駅を9時前発の鉄道に乗車。スイスを走る鉄道の乗り換えおよび時刻表は、スイス連邦鉄道公式サイトで調べることができる。URLは以下。

ひんやりと小雨の降る静かな日であった。 車窓から見る山と流れる街の景色は靄にけぶり、まるで絵だ。連続して鉄道に乗り続けるのはしんどく、この日は時間に余裕があったので Interlaken. ostで途中下車をしトゥーン湖周辺を散歩。駅近くのCOOPで4.8Fのサラダセットを購入して散歩道に設置されているベンチに座って食べた。スイスには至るところにこうしたベンチがあり、老若男女が腰をかけて思い思いの時間を過ごす様子に出会う。読書をする人々、語らう二人組、犬の散歩中に休憩するおばあちゃん、こどもたち。ゆったりとした時間が流れていた。こんな時をしばらく忘れていた気がする。
雨が上がり雲の切れ間が見えたころに湖から始まる大きな虹に遭遇し、旅先で思いがけずよく知る顔に会えたようなうれしい気持ちになった。こういうことがあるから散歩は好き。雨の日に思い切って外に出てよかった。その後はぶらぶらと雑貨店や食料品店をウィンドウショッピングし、結局 Interlakenには2時間近く滞在した。

18:00前にウェンゲン駅に到着。この日のホテルは駅の目の前であった。喜びも束の間、部屋でインターネットが繋がらず難儀することになる。しょっちゅうロビーに出向き、翌日の予定と移動時刻をチェック。地図や時刻の確認に留まらず自分の心細さの解消もインターネットに頼りきりであることに気づく。インターネットがないと旅ができない自分だった。
ほか、つれづれに書き連ねておく。

持っていったが使わなかったもの

  • 3DSドラゴンクエスト11
    • 移動中さびしくなるかもしれないと思い持参したがまったく電源をいれなかった。自分がRPGのキャラみたいなものだ
  • 着替えたくさん
    • インナー類が日数分あればよい。他を持参しすぎて重いばかりだった
    • 読まなかった。車窓からつねに美しい世界が眺められる
    • 地図をずっと見ていた

持っていけばよかったもの

  • 歯ブラシセット
    • 日本のホテルのように常備していません
  • 手袋とマフラー
    • 9月以降に山岳エリアにでかける方は持参するとよい
  • ハンドクリーム、保湿クリーム
    • 乾燥で手がカサカサに。機内だけかとおもたらスイスは乾燥地域であった
  • エコバッグ

持っていってよかったもの

  • 革靴とスニーカー
    • 雨の日には雨の靴を。気分転換にもなりました
  • ワンピースとワンピースに合うポシェット
    • 街歩きの日はちょっと気分を変えたい
    • お財布とパスポートが入るサイズがよい。ハンドバッグはスられないように注意です
  • サングラス
    • 寒くても日差しは強烈

意外なこと

  • 黒髪/直毛
    • 店員さんや出会った人々に何度かほめられた。隣の芝はあおい
  • テトリス
    • 機内のエンターテインメントシステムで遊べた
    • テトリスと睡眠を繰り返して12時間の空の旅をすごしたらずいぶん上達