夏のおわりの旅の直前

来週から1週間ほどヨーロッパに行く。
出発前日は日帰りで東京出張。当日は大阪から成田を経由してチューリヒへ。ほえええたいへん。

さっきから深く息を吸って吐いてばかりいる。そろそろ荷造りを進めないといけないのだけれど気が進まない。本棚を眺めてどれを旅のお伴にしようかと頁を繰っては準備から目を背けている。旅に出る前からホームシックにかかっている。まだ出かけていないけど、いま家にいるけど、もう家に帰りたい。なんじゃこりゃ。

夏のはじめに渡独をした友人を訪ねることが旅の計画のきっかけだった。というのも、2017年初に「今年の夏は遠出をしたくなるかもしれない」とエントリに書いたことが頭の片隅にあったのだ。これはよい動機をいただいたわーそんな気持ちだった。 > 2017年

ところが残念なことに、ここにきて友人と都合が合わなくなってしまった。それなら無理して行く必要もないしキャンセルしようかと脳裏を過ぎったが、どこかに書いたりだれかに話をしたことを反故にしたくないという思いは強い。そうか言葉にするってこういうことなのね。すごいね、少なからず未来の選択に作用する。

旅行会社に勤める弟にお願いしてせっかくチケットをとってもらったのにドタキャンか。もやもやと考えて、なんだかこのぐるぐる感は実に自分らしいなと思えてきた。面倒くさがりやで自走しない感じ。試されているんだ。

2017年年初に書いたエントリの最後に 'Fear can hold you prisoner, hope can set you free.' この考えを採用していきたい、と書いている。自分でそう決めて書いた。

来週わたしは新しい知らない景色を見るのだろう。知らないことを知り、普段とちがう風景を見て、今日も楽しかったな〜といって眠りにつく日を過ごしてこよう。

目の前の不安や面倒ごとや心細さに支配されないように。