遠くへ行きたい (& 8/9 八重山行き, 3日目)

この夏わたしは石垣島から船に乗り離島へ出向いた。目を閉じて次に覚めたら3ヶ月が過ぎていた..ちょっとオーバーかもしれませんが振り返るとそんな感じだ。夏から秋にかけて1日を長く感じることが多かった。

波照間島へいきたい

八重山3日目の土曜日、台風は順調に近畿直撃コースを辿っていた。日曜日に帰宅しないと非常にまずい。週明けに複数名の学生さんを社に招くことが決まっていた。美しい八重山の青空を眼前に、脳裏には暗雲がもたげていた。

船長のわたるちゃん&かすみちゃんと8:00に待ち合わせて2時間ほどシュノーケリングに連れてもらったあと、急遽夕方の便で関西空港へ戻ることにした。幸い石垣空港発のANA便に空席があり台風を理由に便変更を無料で対応してもらえたのだ。案の定、台風直撃により翌日関西空港は閉鎖した。1日早く切り上げてよかった。
いやそんなことはどうでもいい。わたるちゃんに聞いた波照間島の話を書いておきたい。

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別れ際、八重山の海の美しさに心を奪われたこと、海中の景色が楽しくてはまりそうなこと、これまで山派だったが1日中海を眺めてさざなみの音を聴いていたい、必ずまた来ることをわたるちゃんに伝えた。すると、次はきっと波照間島に行ってね波照間の海は別格だから、と返してくれた。石垣や小浜や西表島の比じゃないのだそうだ。

波照間島が日本最南端の有人島であることは周知のとおり。八重山諸島のなかでは与那国島と並んで絶海の孤島だ。現在波照間島石垣島から高速船でのみ向かえる。外海を行く航路であるため欠航が多く、また船が大揺れすることで知られているらしい。こっこわい。

4月末からゴールデンウィーク過ぎ、10月〜10月末は人が少なく旅費も安価でベストシーズンだよ。真夏の紫外線は半端じゃないから気をつけること。絶海だけあって常に外海の綺麗な海水が循環しており珊瑚や海の生き物が元気。なにより海の透明度と青の濃さが抜群で波照間島を訪れるたびに言葉を失う。波照間ブルーと呼ばれる海のグラデーションをぜひ見てほしい。そう教えてくれた。

石垣⇄波照間間の空路が15年秋に復活する計画があることを今日知りました。やったね、きっと行く。

遠くへ行きましょう。