漢字と昼寝

f:id:tomomii:20120804184545j:image

扇風機の前に寝転がりながら宙に漢字を書いていた。
考という漢字をいくつも書くと(考考考…)なんだか人が床をほうきで掃いて掃除してるように見える。ちがうかしら。
考えて考えて掃いて掃いて掃いて、不要なものをそぎ落とすのだ。

焦るって字も面白かった。焦焦焦…
タコかなにかが逃げている感じ。足のあたりがジタバタしている。ジタバタする分、足がたくさん見える。けれども頭も足の部分もスッキリしていなくてごちゃごちゃした印象。焦ったってぜんぜん解決に繋がりそうにないなーということが字から伺い知れるじゃんか。
囲むもなかなか。よく見るとじわじわくる。なんじゃこりゃ。囲囲囲囲...
まちがいなく閉塞感がある。どこか虫ぽくもあるね。

BGMを流しながら下らないことに思考を巡らすうちいつのまにか眠りに落ちていた。
気が付くと窓の外はもう夕焼け空。
週末によくある流れ。今日も暑かった。