WSA 研究会#1と参加者みなさまによせて

このエントリは、12/23(土)に京都で開催された第1回 WSA研究会 に参加させていただき「道をつくる」というタイトルで縁側トークをした記録です。長文です。

以下に記載する内容はWSA研に特化したもので、汎用的ではありません。また独自解釈や考えが多分に含まれているため公開を躊躇していました(解釈や記載内容に間違いがあればご容赦ください)。
でもやっぱりWSA研#1 に参加されたみなさんにお礼や振り返りを伝えたいと思って、ブログに残すことにしました。
改めて、技術を知らない自分に時間を割いていただいた運営メンバと参加者みなさまに感謝いたします。この記録がなにかのきっかけで誰かの心に触れたり、未来の自分が読み返したときの糧になるとうれしいです。

縁側トーク「道をつくる」

個と組織のあり方について「道」の概念を使って考える

トーク後の議論

議論や質問は特になし。
博士課程で研究を続けられている凡人さんがご自身の現状を共有いただいたうえで「もっと研究を世の中や人に役立つものに近づけていきたい」と感想を述べてくださいました。予稿やスライドを書きながら、こんな内容は釈迦に説法でしょうーとハラハラでしたので、ご自身の現状を踏まえたコメントをいただけてうれしかったです。
また、itkqさんが自分の予稿を読んでいただいたことに触れてから「WSA研#1 参加目的」を発表されたことにもうれしく思いました。聴きながらじんわりと感動しっぱなし、会に参加をさせてもらってよかったと胸がいっぱいになりました。ありがとうございました。

全体の感想

午後12時過ぎから19:30まで 30分×13名の発表に、参加メンバ全員がフルコミットで向き合っていくというもので、こんなに濃密な学びの場に居合わせたのはいつぶりでしょう。
私は技術者ではないため発表内容の詳細すべてを理解することはできませんが、すべての発表で活発な議論が行われ、その中でみなさんの気づきや次の一歩があちこちで生まれていたことがわかりました。
SRE本をお借りして読み進めていたので、時おり聞いたことがあるワードが出てくるとメモしていました。年末年始に技術単語を調べながらみなさんの参加ブログをじっくりと拝読したいと思います。

1人目発表者 masayoshiさんの発表後に、は〜い僕いいですか?とまつもとりーさんが手を挙げて「で、それで、その体系化ができた後にまさよしさんが見たい世界はなんですか?」と問いかけをされたことは強く印象に残っています。
この問いに対する答えはまさよしさんにしか語れないもので、これこそが「道」につながる大切な一歩なのだと思います。問いかけに対するまさよしさんの答えもすごかった。私の手元には質疑応答そのままのメモがあります(言質)。
発表されたみなさんの内容を拝聴しながら「この方がこの先に見たい世界とはなんだろうか」と心中で問うていました。有意義でした。

個人的な振り返り

今回のテーマは越境でした。これまでに降り積もらせた碩学の教えや自分の思いや考えを他者に伝えたいという思いもありました。その機会をゆううきさんにいただいたということになります感謝。
なんてことのない予稿文章と稚拙なスライド内容で恥ずかしいですが、とっちらかった脳内をまとめることは一苦労でした。
Webの技術に長けたプロのエンジニアやその専門分野を研究する学生の方、研究者が集う場で、自分みたいな人間が伝えられることなんて一つもないし場違いにも程があるだろう >< ...日が近づくにつれて不安が増しました。
予稿内容を確認してもらい、書き直したり伝えたい言葉を探していると、自分の薄っぺらさが露呈して悲しくなりました。自己嫌悪や自信喪失感でいっぱいでした。
既に存在する物事や方法論を編集しながら優先度をつけて記すことも難しいですが、自分の考えや思いを言葉にして別分野の専門家に読んでもらえるようにするというプレッシャーは自分にとってさらに難しいものでした。

ゆううきさんとまさよしさんには予稿を仕上げるまでに「なにを話そう会」として、自分の散乱した脳内をアウトプットして流れをつくる作業に付き合ってもらいました(本当にありがとうございました感謝しています!)。お二人の協力と助言を得てなんとか脳内の混沌を言葉にできて、その直後はよーしと思うのですが、いざ自分の言葉でストーリーにしようとすると途方に暮れ、不安や自信のなさや卑屈な気持ちが溢れ出て止まらず、もうだめだ!と困らせてしまったこともありました。いい大人なのに自分の稚拙さが恥ずかしい、いまさらですがごめんなさい。

随分助けてもらい力をもらいました。ゆううきさんには、文章の構成に加えてトーク時の聴講者のイメージを持つこととそこで発表している自分がイメージできればバッチリ!といった助言をいただきました。まさよしさんには文章や発表時の組み立て方や考え方を伝授いただきました。そしてまつもとりーさんには予稿提出直前に、訓練して思考と言語化をできるだけ一致できるようになるといいですねと言葉をいただきました。そうか、みなさん相応に努力し訓練してきているのだなぁ。自分の狭量を恥じます。

予稿提出後、スライドはやっぱり手付かずで、前日22日(金)夜まで進捗ゼロでした。
発表慣れしていない不安とスライドの手が進まないダメ加減のためにいろんな感情がぐるぐるし、秒単位で脳内に寄せ波と引き波が押し寄せていました。

自分がその場でなにを求められていてなにを伝えられるとよいかを少しでも解るために、参加者みなさんの予稿をすべて読ませてもらいました。詳細はわからないながらも「技術を探究したい」「この先をわかりたい」という思いが文面から伝わってきました。このことでやっとスライドに取り掛かれるイメージが湧いてきました。これが 23日(土)深夜24:00を回った頃、なんとか形にできたのが当日 4:30am過ぎ。トーク練習などできるはずもなくぶっつけ本番の有り様でした。
発表中に話をしながら同じことを喋り続けるループに陥らないこと、自分がバグらないことを祈るばかりでした。

縁側トークについて

WSA研がこう在るとうれしいという勝手な思いを書き挙げるとあのようになりました。これまでの読書体験や自分の考えや見聞きした言葉を借りながら散文的に「個(WSA研のみなさん)」と「組織(WSA研)」に分けて提案するに留まり、綺麗に体系立ててお話ができるまでには至れませんでした。
自分の発表は緊張と空腹であまり覚えていませんが、トーク後のみなさんの反応から自分がループしたりバグらなかったことがわかり本当にホッとしました。伝えたいことは予稿とスライドでおおよそ言えたかなと思えています。
もしもみなさんが業務や研究や技術について悩んだり考えたり迷うようなことがあれば、そういえばともみーが縁側トークで「道」だとか言っていたな〜と思い出してもらえればこれ以上の喜びはありません。たまにちょっと足が止まっても、またみなさんの道が見通せるようになると幸いです。

みなさんからいただいた感想、コメント、フィードバックはどれも気持ちのこもった温かなもので、とてもとても感動しました。
かけていただいた言葉すべてをここに書いておきたい気がしますが、恥ずかしいので、手元に残します。ちょっとしたコメントまで覚えている自分が気持ち悪いですがこれからの宝物にします。ありがとうございました。みなさんの言葉に恥じないようがんばらなければ。

さいごに

重ねてWSA研#1に参加させてもらえたことに感謝します。楽しい学びの場をいただけてうれしかった。
WSA研#1の場にいた全員が未来を見据えていたなと思います。それは技術そのものやエンジニアとして、WSA研について。どの発表も議論も創造的でわくわくするものでしたし、わたしたちが今から何らかの作用ができるのは未来に向けてだけなのだなと当然のことに気づかされます。

これからのWSA研がどうなっていくか楽しみです。機会があればまた仲間に入れていただけるとうれしいです。

最後の最後まで伴走してくださったゆううきさんとまさよしさん(画像の選別とスライドの貼り付け無事にできました!)にはほんとうに大感謝です。