取り込んだ情報や感情を意味づけする

人生の先輩と言えるご夫妻とお話する機会があった。
お互いの近況交換をした後、これからの自分たちのこと、社会のことについて話題が及んだ。AIが進み、日常生活への浸透が加速していくだろう。人はコンピュータがやってくれる仕事に敵わないね。情報をそのままフローしたりストックする作業から人間は遠のくだろうね。じゃあ私たちはなにを意識して生きていかないといけないんだろうね。そういえば最近おいしいものたべた?なんて話をした。

奥さまは情緒について話をされた。旦那さまは得た情報から人間がなにを抽出するかに注目していると展開された。抽出したものを繋げてどんな価値を生み出すのか。
私はお二人の考えを紐付けてがんばって理解しようとした。

1つの情報に対して3人それぞれの捉え方が異なる。これこそが多様性だな。同じ情報を受信しても、その情報を通して得る認知や感情は人それぞれだった。また、発信側が情報に込めた意味を、受信者が同じように受け取るかはわからない。そういえばつい先日に似た体験をした。「いいね」という意味合いの情報(言葉)を伝えてもらったのに、自分はそう受け取らなかった。あとで確認をして「え!そういう意味が込められていたの」を知り、うれしく思ったり納得をして自分の中に蓄積をした。感情が生まれるまで、自分の中でその情報について意味づけできなかったことを実感した。情報に込められた意味をちゃんと自分内にストックしていきたいと思った。自分は意味づけストック力が不足している。

私たちはなにを意識して生きていけるとよいか?小一時間ほど議論をして腑に落ちたまとめはこうだ。

  • 受信した情報を自分でどう感じて意味づけをするか
  • なにを持つかじゃなくてどう繋げて使うか
  • 柔軟さ、前向きな見通し

抽象的かつ説明が下手でうまく言語化できないが、とても大切な考えだと思った。研究者の方々は常日頃からこうした考えと実践が根付いているように思う。

毎日やってくる情報に優先順位をつけたり感情を巻き込ませて、自分にとっての意味づけをする。そうして出来た幾つもの「意味」を繋げ、自分の新しい価値や世界観をつくっていく。都度自分にとっての「だいじ」を意識していく。コンピュータには任せたくないしできない仕事だ。
多くの人に支持される最大公約数的な価値を知って満足するのではなく、自分にとっての意味づけをちゃんと意識していきたいね。そう締めくくって、着物やグルメの話題でにこにこした時間を過ごした。

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上記は天体観測をしながら1日の振り返りをした記録です。
遠くの宇宙空間から覗めてみれば自分も漆黒の中に浮かぶ青白い星の中にいる。地球もひとつの星で、真っ暗闇に見える夜空も無数の星で満ちている。自分はいったいここでなにをやっているんだろうか。いつこの生を閉じるのか。宇宙にとって自分が生きている時間はほんの一瞬に過ぎないなー。
このタイミングに生きて、こんな風に考えたりなにかを知ったり経験したり誰かと出会い話す。これ自体が通常奇蹟だ。