8/8 (金)八重山行き, 2日目

つづき。記憶が紛れてしまわないうちに書いておかないと。

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小浜島の隣向こうに西表島がある。島にはバスやタクシーはないがどうやらレンタル自転車はあるようだ。最寄りのビーチは最近クラゲが出るから気をつけて と港まで迎えにきてくれたおじさんが教えてくれた。

それ以上の土地勘と事前情報を持ち合わせておらず、2日目以降はノープランでしたので、フロントで周辺のおすすめスポットを聞いてみました。宿泊者向けに宿が推薦しているアクティビティをいくつか紹介してもらい、初心者向け「干潮時のみ姿をあらわす幻の島ツアー」に参加してみることにした。
幻の島ツアーは午前中のみで短時間。海で泳ぐわけじゃないし船酔いもなさそう、都合がよい。この説明がわかりやすいので載せておきます > 幻の島ツアー-はいむるぶし
'幻の島'は通称で「浜島」という名があるらしい。

他の企画は 所要時間6時間のダイビングコースや沖に出て大物を狙う釣り体験、マンタと泳ごうツアーなどけっこう本格的。小浜島西表島の間にマンタポイントと呼ばれるイトマキエイの多発スポットがあるそうで ダイビングをする方には人気エリアだそうです。

浜島に船で

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この船で連れてきてもらいました。
宿と提携しているらしい船長(わたるちゃん)&アシスタント(あすみちゃん)と9:00に小浜港で待ち合わせ、出港。同じ船に10名ほどが乗り合わせた。シュノーケルセットが積まれている。船長さんはずいぶん日に焼けていて、船長兼シュノーケリングのコーチなのかな。
小浜港から約15分行った先に浜島はあった。名の通り、砂浜の島。日差しや潮の満ち引きの加減で海の色がどんどん変わってみえる。しばらく経つと潮が干いているのがわかった。絶景を前に、ここでなにかを言われたらどんな話も信じてしまいそう。
海を目的に遠出する機会は今回が初めてだった。自分の知る海は底が見えず怖い日本海の荒波でこりゃまるで別物。トトロ風に言うなら「海だけど!!!!海じゃなかったー!!!!」
どれだけ眺めていても飽きません。
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今日は綺麗ですねえーとあすみちゃんが話かけてくれた。那覇市在住で専門学校在籍中の彼女は観光科の企業研修で7月は西表島、今月は小浜島に滞在しているとのことだった。沖縄本島の海も綺麗だが八重山の景色はまたちがう。遠くて不便なだけあって圧倒的に広く人が少ないと教えてくれた。そうなのかー来てよかった。西表島にはジャングルがあり川水が海に流れていたり島周辺にマングローブの森がある影響でプランクトンが豊富。そのため緑色がさらに強いらしい。
写真ではもの足りない。あの海を見たそのまま記憶に留めておけるとよいのに。

人生初シュノーケリング

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船長さんの薦めでシュノーケリングをしてみました。海に入るつもりはなかったのですがあまりに美しくて。腰の深さまで移動して浮いてみる。お湯だ、温かな海です。砂浜の外側は潮の流れがとても速いので出てはだめと教わった。この透明度はそのせいなのでしょう。
マスクと足ひれをつけて海面を進むだけで別世界を垣間見れるのだなー。海の上からそこらじゅうに生物の存在を確認できる。しかし透明な海中からすぐそこに見るのとは臨場感がちがった。ほんの20〜30cm先に白や青の魚や珊瑚やらイソギンチャクが漂っているわけです。彼らに意思はあるんだろうか。自分も一緒に海面をふわふわと漂う。うを〜魚がついてくるぞ触っていいですかー触ってはいけません。毒をもつ熱帯魚がいるらしかった。

海の中は自由だなーたのしい!と言ったら笑われた。はじめからずっと自由だった。
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船長さんのご厚意でこの日の午後そして3日目にも別のシュノーケリングスポットに連れていただけることになった。午後は浜島から少し西に行ったエリアのサンゴ礁。ここでも浜島付近以上の魚や珊瑚をみることができた。

宿に戻りようやく台風の進路を知る。京都周辺または帰路は大丈夫かな。関西空港また孤立するんじゃないか。
この日は慣れない炎天下に長居し海に入ったせいで疲れた。早々と夕食をいただいて寝落ち。深夜おかしな時間に目が覚めて天体観測をした。満天の星。