週末のこと-高桐院

心に移りゆくよしなし事を そこはかとなく書きつくれば あやしうこそものぐるほしけれだわー。言葉に残すのがとにかく不得手でありますが先週末の振り返りを記しておく。

起きると綺麗に晴れていたので大徳寺塔頭のひとつである高桐院に散歩がてら出かけました。JR東海のCM「そうだ京都、行こう」に採用されたことがあるこじんまりとした趣のある塔頭です。お気に入りの場所のひとつ。
本堂、茶室、裏庭を順にまわったところで急に時雨れてきて、傘を持ち合わせていなかったためしばらく縁側に座り庭を眺めて過ごしました。
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苔の上に広がるもみじの葉、苔むした燈籠の向こうには竹林、見上げると遠くの雲の合間に青空が見えた。簡素ながら静かで調和のとれたお庭に座しているとぷっつりと時間が切り取られたかのような奇妙な感覚をおぼえる。日々ものや人やいろんなことが目まぐるしく変化し、悲しんだりちょっと嬉しい気持ちになったり揺れ動いたりぐわーなどと言いながら無意識に息をしている不思議。なんとも言葉にならない感情がわいてくる。

初めて大徳寺を訪れたのは学生時代の梅雨時期で、その時も同じように縁側に座って時間を過ごしたな。当時もいまと変わらず時間があれば歩いてばかりいたな。せっかく千利休に縁の深い高桐院なのだから千さんの言葉のひとつでもメモしてくればよかった。そんなことをぼんやり考えているうちにもうすっかり諳んじてしまった老子の言葉を思い出した。突然老子。なぜ老子なのかわからないが幸い今の自分にしっくりくるものだったのでよかった。そういえば老子って神話上の人物であるという説もありますね。
15:30過ぎに雨があがり綺麗な青空が見えた。

人生とはその時々に変化し 移りゆくものです
変化に抵抗してはなりません
それは悲しみを招くばかりです
現実を現実として あるがままに受け入れなさい
ものごとを それが進みたいように
自然に前に流れさせてあげなさい
老子

おまけ